travel

 うちの父さんと母さんは、「メル」婆さんの晩年の頃から、チョコチョコと 犬連れで旅行をするようになったらしいの。
 初めのころは、ペットと泊まれるところが限られていて、時には 大外れの宿にも泊まったらしいけど、そのうちのいくつかを紹介するわ。

2004/01/03 追記
 人間の娘が高校受験で、最近は旅行という言葉が禁句となっています。 「娘には志望校を、私には旅行を」と初詣で祈らずにはいられませんでした。
 「メル」の時には全く気にもかけていませんでしたが、ワンコも車酔いをするようで、乗り出しは「アミ」30分、「チョコ」3分、しか持ちません。「レモン」「ピーチ」は平気な顔をしていますので、生まれ持った何かがあるのでしょう。 楽しいはずの旅行は「チョコ」にとっては地獄以外の何者でもないんでしょうね。

長野県:峰の原高原:ペンション チロル
長野県:霧ケ峰高原:ペンション セロウ
長野県:黒姫高原:ペンション ラブバード
長野県:霊泉寺温泉:和泉屋旅館
山梨県:大泉村:ペンション おれんじはうす
石川県:珠洲市:能登観光ホテル
静岡県:浜名湖:ペンション クッチェッタ
滋賀県:今津町:ペンション シープ
栃木県:鬼怒川温泉:きぬ川国際ホテル
群馬県:草津温泉:ブランジェ

群馬県:草津温泉:ブランジェ
 
(2002/03:ホテル前景、右はオーナー、ラテン系の明るいノリです)
 草津温泉の入り口に位置するプチ・ホテル(?)「ブランジェ」さんは、ペットと一緒に温泉に入れる、しかも露天風呂という、とてもユニークなところです。
 食事はアレンジされた洋風料理で、地階のレストランで食べます、もちろん私たちも一緒にいられるので、お部屋で寂しいお留守番と言うことはありません。
 ここで目を引かれたのは、館内の至る所に配置された装飾品の数々、多くは人形達なのですが、本物としか思えないような猫が椅子の上で寝ていたり、3才くらいの女の子が隠れんぼをしていたり、そのほかあらゆるもので目を楽しませてくれます、一つ一つじっくり見てみたいと思うのですが、何せその数に圧倒されて見るものに焦点が定まらないほどです。
  泊めて頂いたのは、30x号室、頭に3が付けばたいていは3階と考えてしまうのですが、ブランジェさんの場合は玄関のあるところはBF(地階)らしく、実質は4階に相当します、ご年輩の方や足腰に余裕のない方はなるべく下の階に泊めて頂くように希望された方がいいと思います、父さんは体力には全く自信のない人なのに、お外でしかトイレの出来ない、すでに10キロ近い体重になってしまった私を抱いて、4階相当の階段をいったい何度上り下りしたことでしょう。
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長野県:峰の原高原:ペンション チロル

('95/10:左でお尻を向けているのがメル婆さん、
右はチロルでお友達になったお兄さん)
 峰の原ペンション村の一番奥に位置する「チロル」には、何度となくお世話になっています。
 ここに泊まったときには、近くの「ダボスの丘」を下から頂上まで、ノーリードで駆け回るのが楽しみです。最大斜度50°はあるかと感じるとてもきつい坂なので、二足歩行しかできない人間達はとても苦しそうですが、何せ私は4WDなのでへっちゃらです。
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長野県:霧ケ峰高原:ペンション セロウ(2009年8月閉館)

 

 軽自動車に大人二人、子供一人、犬三匹、ケージ三個、旅行カバン二個を積んで出かけたら、「どうやって積んできたんですか?」 って訊かれてしまって、別にマジックじゃぁないんで、無限に入る訳ではないのに、と思いながらテレ笑いをしていたのが、「セロウ」との出会いでした。とても暖かい感じのするオーナーで、また、何度となくお邪魔したくなるようなペンションでした。
 周囲には特にペットが自由に遊べるようなところもなく、ペンションの周辺を軽く散歩する程度なのですが、なぜか不思議な落ち着きを感じるところです。
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長野県:黒姫高原:ペンション ラブバード

(2001/08/26:ラブママと玄関前にて、
人間は、左からラブママ、娘、母さん、
犬は、左から、チョコ、ピーチ、アミ )
 ペット連れ専用、とばかり思っていたら、なんと私たちが泊まったときには、他に二組の宿泊客が居ましたが、ペットは連れておらず、訳あってペンションのダックスくん達も出てこなかったので、犬さんチームとしては私たちの貸し切り状態でした。
 お食事中も一緒に居られたので、部屋で寂しくお留守番ということもなく、泊まっていた子供さえ大人しくしてくれていたら、最高に快適なお泊まりでした。
 ラブママとのお話はとても楽しく、ラブパパとはあまりお話しできませんでしたが訊けば愛知から移ってこられたとのこと、とても他人の気がしませんでした。
 ここも、何度もリピートしたくなるペンションです。

(2001/08/26:コスモス園の奥にあるゲレンデで爆走中!
左:アミ、右:ピーチ、)
 近くにある「コスモス園」は、ペットも入場可能で、その奥にあるゲレンデでは、ノーリードで思いっきり遊ぶことができました。
 夏休み最後の日曜日と言うことで、イベントや野外コンサートも行われていて、シーズンオフのスキー場にこんなに人が集まっても良いのかしら、と思う程でした。
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長野県:霊泉寺温泉:和泉屋旅館
 
 「温泉に泊まりたい」と言う父さんのワガママで決まったのが、 ここ霊泉寺温泉でした。湯治場としてかつては著名な文学者も晩年をここで過ごしたという歴史ある温泉は、R254を別れてしばらく走ったどん詰まりにあるということもあり、殆ど車も通らない静かな温泉です。
 泊まった旅館のすぐ横には共同浴場があり、小さな川を挟んで、温泉宿が建ち並ぶ、長い歴史を感じさせる温泉地でした。
 ペットが遊べる特別な施設はないのですが、霊泉寺境内やその周辺、マナーのよい子なら、人通りのほとんどない対岸の小道などをノーリードで散策することも可能です。
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山梨県:大泉村:ペンション おれんじはうす
 清里までは、「清里高原有料道路」をほんの2〜3分走れば着いてしまうところに位置する、森の中の閑静なところにある室内犬/室外犬何でも ありありのとても寛大なペンションです。
 ただ、うちの父さんや母さんは虫がとても苦手なので、お外で軽く散歩しているだけでも特大のヤブ蚊に襲われて、ピーピー泣いていました。こういうときは、私たちワンコには全然寄って来ないのに、人間ばかりがヤブ蚊の餌食になるので、やっぱ蚊好みの血なんだわと思っています。
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石川県:珠洲市:能登観光ホテル
 
 能登半島の、輪島から更に半島の先端に向かうと、真浦漁港があります。その少し手前の海岸線にあるのが能登観光ホテルです。
 歴史を感じさせる贅沢な木材を使用した建物の作りにレトロを感じさせる雰囲気を持っています。ペット連れは戸建ての離れ、これもまた、レトロ感覚いっぱい。
 夜には、真っ暗な海の水平線あたりにイカ釣り船の明かりが見え隠れ、そのまま目線を天空に移すとこれもイカ釣り船と見違える程に明るい満天の星、天の川まで見えて、父さんは
  「天の川を見るなんて何年ぶりか」
と懐古することしきりでした。
 奥能登に泊まったのには訳があって、実は20年以上も前に父さんと母さんが別々の思い出を持つ輪島の「朝市」に再度行ってみたかったからでした。
 しかし、時代は変わり、かつての賑わいはどこにもなく、父さんも母さんも大きく肩を落としていました。(地元の名誉のために、たまたま日が悪かったのかもしれません、別の機会にもう一度来てみようと思います。)
 父さんが、
  「能登半島へ来ていつも思うことは、海が静かなこと、
   民家が海岸線ぎりぎりに、さして大きな防波堤もなく
  立ち並んでいるところを見ると、常に波が静かなのか、
  太平洋岸では見られない景色がある」
と言っていました。
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静岡県:浜名湖:ペンション クッチェッタ
 

 ここも結構有名なペンションで、このテの紹介をしているHPには、必ずと言っていい程登場していますね、おうちからはとても近くて高速で1時間もしないうちに着いてしまいますが、父さんが旅行できないことが続いたので、禁断症状が出てしまって、急遽手近なところで選んだペンションです。
 が、さすが有名どころとあって、浜名湖畔のリゾート気分を満喫できるとてもいい環境のペンションでした。
 クッチェッタの大型ワンコがペンション前の浜名湖に飛び込んで遊ぶ勇姿は壮観です。
私は?お風呂は好きなんだけど、とてもあんなに豪快には飛び込めないわ。

 あと、特筆すべきは、お夕食。とは言っても「人間の」ですけどね、ペンションの道を挟んだ向かい側にあるレストランの食事は、ちゃんとしたレストランの食事で、大満足だったそうです。父さん母さんが食事をしにレストランへ行っている間はお部屋でお留守番だったので、ちょっと寂しかったかな。
  レストランの建物の右手にはグッズのお店もあり、これはこれで、ちゃんとした内容のお店で、かなりの品揃えでした。

 でも、ここへ来たときに気を付けることが一つだけあります、ペンション前の道路が乗用車同士のすれ違いをするにも少し徐行を強いられる程の道幅なのに、半島の先端との幹道のため、結構往来があること、グッズのお店「ラリーズカンパニー」や、レストランへ行くためにはこの道を必ず渡らなければならないので、車には十分注意してください。
 父さんは、
 「どんな理由があろうとも、交通事故は100%飼い主の責任」
と言っています。

※「クッチェッタ」のホームページへのリンクを設定する際、許可を得ようと、上記リンクへアクセスしてみましたが、どこにもメールアドレスが見つかりませんでした。 なので、勝手にリンクしていますが、関係者の方で問題があるようでしたらご連絡ください。
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滋賀県:今津町:ペンション シープ

(2001/06/02:日陰にこっそりパジャマ姿の母さんと私たちが写っています。)
 琵琶湖の北岸にある、別荘地の一角にあるシープさんは、自前のドッグランを設備したペンションで、玄関脇にはちゃんと足洗い場も付いているとても空気のおいしいところです。
 でも、ここはペンションのご紹介よりももっと大切なことがあります。それは、ここのオーナーのペットに対する姿勢のことです。ここでも、リンクしているHPでは、まるで写りの悪くなったテレビでも捨てるが如く、用済みとされて処分されていく犬たちのことを取り上げています。
 父さんは、ホームページを隅から隅まで読んでしまって、実際にオーナーの顔を見ないではいられない衝動に駆られこのペンションに泊まったのでした。

 私も言いたい、幸いうちの父さんも母さんもペットのことを愛していてくれますが、世の中には、遊び飽きたぬいぐるみと勘違いして、ポイポイ捨てる飼い主も多いと訊きます。子供の情操のため、と遊び相手として買ったものの、思うように育たず、買ったものを、飼っていることを忘れて、捨ててしまう親もいると聞きます。小さな体で、精一杯飼い主の気に入られようと、一生懸命生きて、尽くしている小さな命のことが見えない親に、子供を育てることができるのでしょうか?
 そういう人は、ペットを飼わないで。一時的な衝動や軽い気持ちで私たちを買わないで。
 最低でも10年、長ければ20年以上持続させる気概がなければ、どうぞ私たちと関わらないで。

 処分を待つだけの犬たちは、みな同じ、哀願するような目をしているそうです。父さんは、「私なんか、小心者なので、とてもそんな犬たちが居るところへはいけない。行ったが最後破滅するのが分かっていても、みな連れて帰ってきてしまうだろう。
その点シープのオーナーは、ちゃんと現実を見つめている。すごい。」と、言っていました。
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栃木県:鬼怒川温泉:きぬ川国際ホテル

(2002/03/31:amiとpeachは初めて、ホテル玄関前で。)
 こちらも、何度となくお世話になりました。如何せん、おうちからは遠いです、がんばって走っても、東名〜首都高〜東北と高速を乗り継いで、6時間以上、東京を抜ける時間帯が悪いと8〜10時間もかかってしまいます。
 でも、設備は最高で、最初に泊まったときには、母さんは、「こんな綺麗な和室にペット入れても大丈夫?」と心配するくらいでした。
 ただ、私たちはまだ一度も行ったことがないんです、メル婆さんだけが経験者なんですけど、メル婆さんは“表へ行けないくらいならトイレを我慢する” “表でも雨で足が濡れるくらいならトイレを我慢する”と言う犬だったので全く問題なかったのですが、私たちでは父さんや母さんが、心配でゆっくりできないかもしれません、だから、ここは私たちがもっと修行を積んでからでないと行けないかも。

 ここの屋上は、ペットが自由に散歩できる専用のスペースで、ペット専用野天風呂があったりします。トイレもここで済ませて良いと言うことなので、ホントにゆっくりできます。
 が、この屋上へでるところには、ペットの足拭き用のおしぼりや、フンの始末をするためのティッシュとビニール袋のセットが置いてあるにも関わらず、置き去りにされたウンチが落ちていたことがあります。聞いたところでは、館内をノーリードで走らせて、平気で廊下にウンチさせる人もいる、ということで、こういうのは、ペットの躾ではなく、飼い主の躾ですよね。
  飼い主の躾教室ってないのかしら。

 2002/03追記:今回、アミ+ピーチで泊めていただきました、「ワンワンデー」と言うことで、夕食後のロビーでは楽しい会話がはずんでいたようです。 と言うのは、前日泊まった草津からの途中で「冬季通行止」に遭遇してしまい、あと50キロの所まで来ていたのに約250キロの迂回を強いられ、ナンと着いたのは夜の9時を過ぎていましたので、当然参加できませんでした。 それどころか、食事もダメかと思っていましたら、ちゃんと用意していただき、本当に頭の下がる思いでした。 写真は翌日のチェックアウトの時に無理にお願いして一緒に写っていただいたものです。 連れている犬は替わりましたが、いつもの仲居さんが暖かく迎えてくれました。 聞くところによると、ここに働く人たちはオーナーの奨励もあって皆さんがペットを飼っているそうで、そうした心構えが泊めて貰うペット達に安心感を与えているのではないかと思います。

 ついでに、ホームページ掲載の許可も貰いましたので、「おことわり」を外しました。
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