090715 SEOUL

■今回も、懲りずにSEOULです。 「もう何回目なんだ」という感じですが、KOREA侮る事なかれ、まだまだ見るもの、食べるもの、触れるもの、たくさんありそうです。
 本当は、9月頃まではチケットが高いので大人しくしている積もりだったんですが、ナンと9800円というチケットがHISから出ているではありませんか! もう、問答無用って感じで行ってきました。

■朝は、お粥でしょ、と言う訳でお粥2連発。 こちらは、「牡蠣とキノコのお粥」。 なんか、日本人的にはお粥と言うと病院食のようなイメージですが、KOREAのお粥はちゃんとした料理に仕上がっています。 お粥そのものも米ばかりではなく他の穀類を一緒に炊いているようですし、具の味が粥に浸みていてとても美味しい料理になっています。
 お粥は現地でも高い料理の一つで、普通のお店でも6000WON以上、観光客向けの店に入ると高いのは、25000WONもしたりします。

■こちらは、「アワビたっぷり」。 上よりも5割も高いので、見た目にもゴージャスって感じですが、高級食材のアワビをふんだんに使っているので値段も納得です。 とは言え「とても美味しい」に変わりはなく、「死ぬほど美味しい」とか、「気絶するほど美味しい」と言う風に昇格する訳ではありません。

■いつもの朝食は、明洞の「ホボントースト」へ行くのですが、残念ながら今回は改装中で食べる事ができませんでした。
 地元の人に聴いたところによると、「隣の店舗が火事になったので急きょ改装している。」と言う事でした。 ホボンが火元でなくて良かった、と思いますが別棟であるにも拘わらず店舗と店舗の隙間は限りなくゼロに近いので、隣家の火事でもとんでもない事になっていたんだと思います。

■だいたいKOREAは、どこの店でも一品頼むとキムチなどが3品くらいと大根汁などが付いてきますので、日本みたいに付け合わせを頼む事は滅多にありません。 そんな頼み方したらこっちではテーブルに並ばないくらいの勢いになります。

■言わずと知れた「新羅ホテル」、ここに泊まった訳ではありませんが、いつかは一度泊まってみたいと思わせる感があります。 繁華街からは結構離れており、無論シャトルバスも出て入るんですが、もし繁華街へ買い物にでも出掛けるのなら、玄関でおもむろに黒いタクシーを指招きし、ポータにドアを開けて貰って乗り込む、と言うのが新羅ホテルに泊まる客のセオリーでしょう。
 そんな飛び抜けた高級感のあるホテルなので、繁華街への距離などどうでも良い事なんでしょうね。

■上の写真にも写っていますが、ポリスの白バイがたくさん止まっていました。 下のは、上の建物の前にあるロータリーを挟んだ対面にある「迎賓館」。たぶんこちらにVIPがお泊まりなんでしょうね。
 私たちは、新羅ホテルにも、ましてや迎賓館にも用はなく、お目当ては「新羅免税店」。 家人の目の色が変わったと思ったら、アッと言う間にたくさんの袋。 このパワーには敵いません。

■こちらは、「新世界百貨店」裏から「南大門市場」を覗いたところ。 平日にも関わらずこの人出にはいっつもびっくりさせられます。

■今回のトピックは、前回の「NANTA」に続いて「JUMP」。 演劇と言うよりはパフォーマンス。 殆ど台詞がなく、ボディアクションのみで進んでいくのはNANTAとよく似ていますが、こちらはカンフーアクションで、その激しい事。 カンフーばかりでなく、体操、新体操、などの要素もあり、3列目のど真ん中で見ていた私たちは、ステージ狭しと飛び回るパフォーマンスに首を右左。 下の写真は、終演直後にロビーに整列してサイン会を行っているところですが、体格からして、みんな体操出身なのではないかと。

■タッカルビ。 本当は「新村」で「春川タッカルビ」の美味しい店があるという話を聞いて、そちらへ行こうと思っていたのですが、ソウルのお友達が「他にも美味しい店はある」と教えられて、恵化(Hyehwa≒ヘーワ)のとある店に入りました。 ご推薦の通り、とても美味しくて、満足満足。

■こちらは、昔は明洞にも出店していたというお店の名物「洗面器の氷」。 日本で言う「かき氷」とは若干違っていて、下の氷はクラッシュアイスのように粒の大きいものです。 これを、アイスクリーム、フルーツ、あんこ、氷、全部ぐちゃぐちゃに混ぜてから食べるのです。 見た目にはとんでもない事になるんですが、結構いける味。 氷とあんこが苦手な私でも、かなり食べる事ができました。

■不思議な事に(って言っちゃぁいけないんでしょうが)、SEOULでは珈琲がとても美味しいんです。 そんなソウルにも「スタバ」なんかが進出してきているので、全部が全部美味しい訳ではないでしょうが、かなりの高確率でどの店もエスプレッソがあり、大変美味しいのです。
 その中でも、エスプレッソが一番美味しいのが「Angel-in-us Coffee」のこれ。 しかも格安の2800WON。 実は、普通のお店では、美味しい代償に6000WONとかするんです、普通の食事が4000WONくらいから食べられるので、6000~9000WONもする珈琲は、とんでもない価格なんです。 地元の人ですら、「なんで食事より珈琲が高いのか」とグチるほど。 この、「Angel-in-us」は地元ではエンジェル・イン・アズと言っているように聞こえるんで、全く意味がわかりませんでしたが、英語を見て初めて意味がわかりました。 日本ではエンジェル=森永ですが、どうもロッテが経営しているようです。 2800WONでずーっと頑張って欲しい。