■巷では、新型インフルヘンザA(H1N1)の流行が話題となっていますが、世情にはトンと疎いおぢさんは仕事が暇なのをイイことに、せっせと旅行に出かけるのです。

ALOHA TOWER ★「ハワイで最初に出迎えてくれるのがアロハ・タワー」なんてよく言われるようですが、ほんとはホノルル空港の税関のおぢさん・おばさんたちだと思うんですが。
 それにしても、このタワーがホノルルの象徴的な建物の一つとして存在することに変わりはありません。
 前回は上ることができなかったので、今回は挑戦してみましたら、下のエレベータに乗るところで持ち物チェック、確かにライフルでも持って上ったら下界で歩き回っている人間なんかを標的に撃ちまくっちゃうことも可能なんで納得ですが、横浜ランドマークタワーなんかでボディチェックとかされたら、思いっきり引いちゃいますよね、日本ってホントに平和ボケしてるとつくづく思います。

 で、上った感想はと言うと、まぁ下から眺めるのがイイかな、と。
 てっぺんは想像を絶する狭さ、そこらのマンションのベランダの方がよほど広く感じます。 建物はかなりの年代物で、エレベータも思いっきり狭いので苦しまずに乗れるのはせいぜい4人ほど。
 高さも普通のビルの10~12階程度ですから、タワーと言うには烏滸がましい高さですが、先出の横浜ランドマークタワーやNソウルタワー、東京タワーなどのように景色をガラス越しに見るのではなく、完全に解放されているので、風を頬に受けながら見る景色はハワイの開放感をそのまま表しているのではないかと。

★で、こちらが、タワーの上からの眺望。 ダイアモンドヘッド方面ですが肝心のダイアモンドヘッドはワイキキのホテル群に立ちはだかられて、ビルの隙間から辛うじて見える程度、中央少し右に思いっきり主張しているツインタワーは「One Waterfront Tower」と言うコンドミニアム。

★こちらは、「Sand Island」の南端の公園、Sand Islandって砂州ってこと?! 確かにそんな感じがするホノルル港にデンと陣取っている平坦な島です。

Sand Island

★名所アロハタワーの足下には、「Aloha Towar Marketplace」と言うお土産物屋さん+お食事所があり、観光客の財布のヒモも緩みがち。 また、ここには日本の旅行社大手の現地デスクが幾つかありますので、日本からのツアー客のほとんどはホノルル空港から直接ここに立ち寄るようになっていたりします。
 まぁ、さっさとここでお土産を買って後はのんびり過ごすと言うのも一つの方法ではありますが、ワイキキにも多くのMarketplaceがありますし、更に有名な「DFS Galleria」などもありますから、そちらでの買い物でもイイかと。
 ワイキキからは結構離れているので、ツアーの団体さんが引いた後ならここの中庭などはとっても静かです。

Aloha Tower Marketplace

★日本でもそうですが、公園周辺ではジョギングを楽しむ人が多く見られますが、上半身裸って言うのはいかにもビーチって感じですね。 一見して軍人らしき人や昔軍人だったと思われる人などが結構走っています。 みんなムキムキで良い体してますわ。

★今回の旅行の目的は食べること、KOREAで食文化の面白さに気づいてからというもの、観光客相手のレストランではなく地元の人が好んでいくようなお店を探して食べ歩くのが楽しくてしょうがないんです。
 これは、「KUA 'AINA」のパイナップル・バーガー。 パテのサイズで1/3LB、1/2LB、と2種類選べるんですが、当然こちらは小さい方(1/3lb≒150g)、全くこの状態(パンを開いた状態)で渡してくれるんでこのまま端から食べるんですが、たたんで普通のバーガーのように食べることなど絶対できません。
 焼いたパイナップルが何とも言えない良い味を出していて、日本では見かけたことがありません(東京には出店してるらしい)。 パテもビーフ100%って感じでとてもおいしかったです。 $7.50(税別)

KUA 'AINA

★こちらも同じ「KUA 'AINA」のアボガド・バーガー。 付け合わせのナマの人参が日本人的には違和感がありましたが、気がついたら食べちゃっていました。 アボガドも日本で食べるものとは完熟度が違うようです。 1/3lbサイズで、$8.00(税別)

★こちらは、「Island Vintage Coffee」のACAI BOWL(アサイ・ボウル)結構写真撮る前に手を着けちゃうんですよね。 まぁ、フルーツや何かのフレークに隠れていた紫色のスムージーがちょうど見えて説明にはイイかもですが…。
 ご当地では、アサイベリーが旬らしくてあちこちのお店で食べることができるようです。 こちらはコーヒー豆の専門店ですから、一見コーヒーカップに入ってくるように見えますが、十分どんぶりくらいの大きさがありますので二人で一個でいいです。

 こちらのお店の本業、コーヒー豆は日本ではほとんど手に入らないハワイコナのピーベリーを売っているので、ハワイに来たら必ず5ポンド(=$165)の袋を買って帰るのですが、これって$7.30/100g(≒700YEN)と言うことで、めちゃくちゃ安いんです。 だいたい日本では100%ピーベリーなんてほとんど買えませんし、運良く手に入ったとしても1200YEN/100g以上はするんです。 この豆で煎れるエスプレッソは口当たりがまろやかで、すんごく濃いはずなのに全く苦みを感じません、何杯でもいけそう。

★ここはハワイですよ~と言わんばかりの証拠写真。 サーファー、椰子の木、ダイアモンドヘッド、ハワイアイテムが勢揃いですか。 今回はチープな食事、ザ・クレーターに登る、KCCマーケットの朝市へ行く、タンタラスで夜景、などが目的でしたが全て制覇! 何か怪しい日本食レストランや多国籍料理なんかよりチープなバーガーが旨かった。 とあるステーキハウスでは「松阪牛」と「伊勢エビ」がウリらしいんですが、そんなモンは日本で食え!って感じです、100ドルのステーキより8ドルのバーガーですよ。

★今回もやっぱり居ました、「International Market Place」前のパフォーマー。 1ドルのチップでもちゃんとパフォーマンスしてくれるところが嬉しい。
 絶対彼を同格に見ている訳ではありません、彼は立派なパフォーマーですから、けど私たちがいつもタバコを吸うポイントに、いかにも退役兵らしき路上生活者が吸い殻を求めて良く来るんですが、その体格を使えばどこでも働けるだろうに、と思ってしまいます。
 そうじゃなくてきっと病んでいるんだと思いますがね。

★こちらは「Eggs'n Things」。 嫁さんが数年越しに食べたかったパンケーキらしいんです、結構有名らしいんですが、パンケーキの厚さ+コブシよりも大きい生クリームの山、ジャムというよりはただ煮ただけのような味のイチゴ、全てに圧倒されます。 パンケーキは焼きたてなのでモタモタしていると生クリームが溶けだして結構すごいことになります。 完食なんて絶対にムリ!

★で、こっちが私が食べたオムレツとポテト。 いったいこのオムレツ卵何個使ってんのって。 美味しいんですが、完食したら気持ち悪くなった。 ポテトが転げ落ちそうになってるのは、けっして演出じゃないですから。

★こちらがお店の外観、中央の黄色い看板の下が受け付け、テイクアウトならここで注文して待ってれば受け取れますが、Eat Inn と言えば、建物の右奥から2階へ案内されます。
 丁度時間が外れていたのか2階に客はほとんど居らず、テラスの席を選択することが出来ました。

★「$3.75」の看板に釣られて入ったお店の「Pancake Breakfast」。 結構安いじゃんとか思ったら、+席料$4.50、+税金、+チップなどで、結局$10近くになってしまいました。 このお店夜はパブになっているんで、席料もアリかなと思いますが、なんだかな~~。

★店の雰囲気は大変良いんですがね。

★お店の外観、一番左の黄色い看板には「BREAKFAST SPECIAL 3.75」って書いてあるもん。 +50¢でテイクアウトした方が良かったって感じです。 慣習の違いから時々変なことにも出会いますが、それはそれ、みんな含めて海外旅行の楽しみというモンでしょう。

★ワイキキビーチの北側は殆どがホテルのプライベートビーチとなっているので、さほどでもありませんが、南半分はビーチパークとなっており一般の人が自由に利用できると言うこともあってか、いつもすんごい人、ひと、ヒト、です。 で、こんな感じのラフな親子連れも多く見かける訳ですが、Kidsがメチャクチャ格好良かったです。 こんな風にハマっている日本人なんて見たことがない。

★とうとうやってきました、ダイアモンドヘッド・クレータの中! 遠景からはどこからも良く見えるんで、一度あそこの頂上に登らなくては、と思い焦がれること10ヶ月、まぁそんな大袈裟なことはなくて、ブルーラインのトロリーであっという間にクレータの中、入山料?$1でクレータの西半分は自由に歩き回れるのです。 東半分は軍事施設ですから…。

★クレータの最も高いところへ伸びる登山道の中ほどには、ご覧のような施設跡があります。 おそらく昔ここには長波用のアンテナが張られていたようで、太平洋上の潜水艦などとの通信に使用されていたのだと思われます。 観光地にありがちな落書きもちゃんとあります。

★で、いきなり頂上からワイキキのホテル群。 実を言えば登りの道もそれなりにしんどいのですが、最後に長い階段2連発、資料に拠れば、99段+76段だそうですが段数以上にきつい階段で、普段から全く運動をしないおぢさんは、呼吸バランスが良く解らずにマラソンの呼吸法で登ってしまったので過呼吸から貧血になり、途中シャッターを切る余裕がなかったのです。 それに引き替え8才年下のワイフはビーチサンダルでトコトコ登って平然としています。 「年齢に負けた」と感じた瞬間でした。
 この日は、曇りがちな日でしたので結構遠景がぼやけていたり、海の色もさほどではありませんが、ワイキキビーチから遠くはホノルル空港まで見渡せる景色は一度お試しあれ。
 クレータの内側から登って、どうやって外側に出るんだろうと思っていましたら、階段2連発の後、らせん階段があり、最後の最後はトーチカの銃眼みたいなところ高さ約50~60センチくらいの隙間から外へ出るというもの、体型によってはここまで来て外には出られないという苦汁を飲まされることにもなりかねません。 元々軍事施設(ここと北の丘陵で三角測量をして敵艦の位置を計算した、ダイアモンドヘッド側は高さの異なる4層の銃眼みたいな窓から測量するのでかなりの精度が得られたらしい)なのでしょうがないのか、米国州記念物なので手を入れられないのか、有名な割にはイマイチ整備されてないな、と。

★クレータ内側の登山道はこんな感じ、今見ると結構サンダル履きの若い娘もいますね、キッズもへこたれる様子もなく走り回ってます。

★こちらもクレータの内側、空気がゆっくりと流れています。

★前回のHAWAIIでも印象深かった赤い頭の鳥「Red-Crested Cardinal」。 車の往来の激しい町中にも居ました。 悠々としたモンです。

 1/500 F=11.3 200mm(320mm相当)

★ハワイまで来て、KOREANかよ! みたいな突っ込みが入りそうですが、観光客向けのレストランを除外すると、食べ物のバリエーションが少ない少ない。 で、最近話題らしいこちらのお店へ、本当は店名を勘違いしていたのですが、充分に美味しかったです。

★内容は、こちらにありがちなプレートランチ風。 味付けがキムチかというとそんなことはなく、こちらではキムチ辛いのはムリなのかも。 こちらはBBQ Chicken、Kid'sサイズで$7.50。

★こちらは、今回泊まった「Ohana Waikiki West」レジデンスみたいな位置づけなんでしょう、キッチン付きで滞在もOKな感じです。 「Kuhio Ave.」に面していてお買い物にはとても便利です。 ビーチサイドや「Kalakaua Ave.」を外せば、結構安いところがたくさんあります。 ここは、建物がチト古いこと、ワイヤーが緩みまくっている感じのOTISエレベータを我慢できれば、文句なしです。 おっと忘れてた、各部屋ベランダ付きなんですが、手すりにもたれるとかなり高い確率で手すりごと下の通りへ落ちることが出来ます。 日本の建築基準では100%不許可な手すりですから。

★HHVあたりの夜景です、毎週末には花火が上がると言うんで待ち構えています。

★いよいよ始まりました、初めて見るHHVの花火です。 日本で言うスターマインに五寸玉、尺玉を組み合わせたような感じで、約5分程度で終わってしまいましたが、うるさいネオンのない夜空に色とりどりの光と言うのが新鮮で、海面に映る光も印象的でした。

★やっと「タンタラスの夜景」に辿り着きました。 ホノルルでは、ネオンサインなどに規制が掛かっていると言うことで、黄色~白で統一されています。 画面左手のひときわ眩しい白の光は「Raimbou Stadium」野球場とアメフトのグランドのあるところのようです。