■性懲りもなくまたソウルです。 WON安(1000W≒71円)は私の心を擽るのです。 昨年の10月には80円位だったのですから、更に10円も安くなっています。 聞くところによれば、韓国政府はWON安を容認する政策らしいのです。 イイことだ。

前回には行けなかったKFC。 地下鉄の広告で気になっていたあのチキンの味を味わいたいのでした。
明洞の町では見つけられなかったKFCがなんと仁川(インチョン)空港にありました。
味の方は思った通りコロモに唐辛子が入っていてかなり辛い味でした。



■今回はツアーではなく航空チケット、ホテルを自分で取ったので空港からホテルまでは自由な方法で移動できるのです。 無論ホテルのシャトルバスもあるのですが自由に移動できるということは空港鉄道A'REXでもイイって言うことで、乗ってみました。 切符は自販機でハングルばかり、全く読めないので困りましたが、空港職員らしき人に助けられ何とか乗ることができました。 旅先ではいろんな人に助けられるんです。 毎時ゼロ分には特急が走っており、日本で言うグリーン車みたいな座席でとても良いらしいんですが、乗ったのは普通列車で見かけよりも更に堅いシートです。

■この列車で金浦空港まで行き、そこから地下鉄5号線→2号線と乗り継いで乙支路入口(ウルチロイック)まで。 時間にして1時間程、3200+1300=4500W(約315円)という価格には脱帽です。

■仁川空港は島ですから都市へ移動するには必ず橋を渡ります。 そのとき必ずお目にかかるのが監視塔、海岸線を通って進入する北からの脅威へ対抗するという目的で設置されているもので、周辺は立ち入り禁止区域となっており、誰によらず不用意に進入すると狙撃の対象となると言うんで、南北の冷たい部分も垣間見えるような気が。

■今回の目的の一つは、家人が免税店でLVの財布を買うというもの。 エピだかイカだか知らないけど私にはわかりませんが。 ところがWON安に色めき立っている日本人はどうやら私だけではないようで、ロッテ百貨店の9〜10階にあるロッテ免税店には買い占めツアーの日本人ばかり。 家人の目的の財布は案の定品切れ状態、敢えなく撃沈です。

■ちょっと慣れたら観光客向けの店ではないところで食べてみたくなり、こんな店へ入ってみました。 食べたのはカムジャタン、これが豚肉と思いきや猪って書いてありましたが既に注文済み、いったいどんなのが来るんだろうと心配でしたが、肉はよく煮込まれていて大変美味しかった、でも辛い!クチビルがタラコのように、観光客向けの店とは一線を画す暴力的とも言える辛さです。

■午前8時の明洞です。 平日なので通勤の人がたくさん歩いています、気温ゼロ度。 名古屋に比較すると平均10度程度低いのですが、なぜか余り寒く感じません。
空色のKTと書いてある箱は電話ボックスですが、深夜には露天のおばさんのゴミ置き場と化しています、でも朝になればごらんの通りきれいに片付いています。 日本でもそうですが、電話ボックスで電話をかけている光景はだいぶ珍しく、ほとんど見かけません、まぁ日本では電話ボックスそのものが激減していますが。

■この季節にはイルミネーションがあちらこちらに飾られていて寒空に映えています。 こちらはロッテホテル正面玄関前のイルミネーションです。 とても綺麗で観光客もこぞって写真を撮っていますが、日本の観光地に居るような写真屋さんも出ています。

■こちらは、ロッテ・ヤング・プラザのイルミネーションです、雪マークにバージョンアップされています。

■ハワイでも同じような写真を撮っていますが、こちらの背景はたくさんの看板、ハワイのは何かさわやかな風を感じるものでしたが、こちらの写真では… ん〜キムチの香りか?!

■やっと工事の終わった明洞聖堂、前回来たときには工事中で建物全体をシートに覆われており、見るべくもありませんでしたがやっと雄姿を表しました。
まだ、少しは工事が残っているようで入口両脇の扉のところなどでは作業をしていましたが、問題はありません。