2012/07/25 富士宮・箱根・由比・美保

■30年振りくらいの美保の松原・羽衣の松です。
 古い記憶を辿ってみると、もっと砂浜側に出ていたような記憶があるのですが・・・。

 やはり、上の写真の左前方に本家「羽衣の松」がありました。
 樹齢650年程だそうですが、介護の甲斐もなく枯れ果てています。
 上の方には少し葉も見られますが、すべて茶色くなっています。

 隔世の念というか、伝説の松も世代交代・・・厳しい世の中です。

■話変わって、こちらは富士宮名物・富士宮焼きそば。
 少し太めの麺に独特な味のソースが病み付きになりそうです。
 究極のB級グルメと言えるでしょう。

 お邪魔したお店は富士宮市小泉の長谷川商店さん、当日は水曜日で多くの有名焼きそばやさんが定休日、何件目かでたどり着いたのがこちらなんですが、殆どのお店が住宅街の一角にありナビに誘導して貰ってもお店の前まで来ないと判らないという規模で、こちらも同様にこぢんまりとしたお店、店内には昔懐かし駄菓子などもあり、近所の子供が走って買いに来ると言った風情です。
 店主のおばさん曰く「用があるときは休みます」とのこと、暑い中汗を拭き拭き作ってくれました。

 こちらは当店ご自慢の「しぐれ焼き」、お好み焼きの上に焼きそばが載った感じなんですが、ネーミングとの関連はイマイチ判りません。
 美味しいです。

■更に話題は変わって、富士山本宮浅間大社。
 活火山富士を鎮めるために建立され、曾ての行者はここから富士山頂の浅間神社奥宮を目指したそうです。

 浅間神社の境内にある「湧玉池」。 その名の通り富士山からの伏流水が毎分138トンも湧き出しているという池。
 透明度が高く、年間通して13度という水温は、このとき気温30度余りでしたので、足を浸けると頭が痛くなるくらいの冷たさです。

 外界の厚さなんて知らぬ素振りの虹鱒が悠然と泳いでいます。
 ここ「湧玉池」から湧き出した水は、神田川となって約1.2キロの道のりを経て、潤井川に合流します。