■日韓問題

 最近の竹島問題を挟む日韓両国の応酬に、とうとう黙っていられなくなった。

 韓国にはもう何十回となく旅行していて、そんな中で韓国の友人もできて家族ぐるみでお付き合いできる「チング」でもあり、黙っていようと思っていたのだが。

 おそらく多くの日本人は、歴史的占有権云々は別としても1945年の敗戦後のサンフランシスコ平和条約により、竹島の日本帰属、マッカーサーラインの廃止が最終的な決定事項として現在も存続していると思っている。

 これらの内容は、1954年に作成された米国機密文書・ヴァン・フリート特命報告書によれば、韓国にも伝達されているという記述がある。
 マッカーサーラインの廃止直前に、李承晩ラインを設定したことでもこれは明白。

 その後、竹島を巡る領有権争い(韓国では元々韓国のものであるので領有権争いは存在しないという姿勢)は漁業権の獲得が主目的であったようで、韓国による日本漁船の拿捕は328隻、44人の死傷者(うち5人殺害)を出すまでになっている。
 この頃、竹島は韓国による武装化が進み、日本の巡視船が銃撃を受ける事件も15件発生している。

 現状の国際法上では、どこの国が先に見つけ自国の領地であることを宣言したかという歴史的な知見がものを言うんだそうですが、ウルルン島を竹島、竹島を松島と呼んでいた時代があったり、17世紀末に韓国の安龍福が松島(=竹島)を于山島としていることなどから、韓国も竹島(韓国名:独島)を自国の領土とする主張がある。
 安龍福は、日本に渡航した罪で当時の韓国から流刑にされている男だが・・・。

 まぁ、歴史的知見は置いておくとしても、韓国の国内では「独島は我が領土」という歌を作って子供に歌わせているとか、国際司法裁判所などによる国際的認知を求めようとしないまま、竹島に勝手に施設を建設したり。
 最近では、李明博大統領が竹島上陸をしたり、タレントがリレー水泳で竹島に渡るキャンペーンをしたり、(韓国の)KARAに「独島はどこの国のものだ?」などという質問をぶつけたり(これって踏み絵だと思うが)、オリンピックで韓国のサッカー選手が「独島は我が領土」などというプラカードを掲げて走ったり・・・。
 その横暴ぶりは枚挙にいとまがない。

 その中で一番あり得ないと思ったのは、韓国へ向けた日本の総理の親書を突き返したこと、これは前代未聞の出来事だと言うが、韓国側では「親書を返しに行ったら門前払いを食った、前代未聞の暴挙だ」と言っていること、親書を突き返すことには何も言及していない。 どうしてそんなにわかりやすい事実の歪曲ができるんだ?

 韓国人の国民性が激情型であることを考えると、静観するのが望ましいような気もしていたが、実効支配が韓国の領土という既成事実になりかねないことから、早急に国際的な機関における判断を仰ぎ、両国がそれに従うという方向に持って行かなくてはならないと思う。

 しかし、韓国は国際司法裁判所への付託を再三拒否しているが・・・。

 まぁ、一連の韓国の所行と日本の対応で「近くて遠い国」になってしまった感はある。 当分行く気にはなれないなぁ。