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※2019/12/05追記 |
【SETI@Home】(2001/10/01) 「SETI」の存在を知ったのは、かの映画「コンタクト」を見たときでした。このプロジェクトに、我が家のマシン達、「kazoo」「meru」「ami」の3機がそれぞれ接続して、うち1機はフォアグランドで、稼働しています。 ただし、私的にはターゲットとしている電波の周波数が、かなり高いこと、帯域もかなり狭いことから、少なくとも銀河系内から太陽系に向けて狙い撃ち的に発射してくれた電波でないと捉えないだろうとは思っていますが、周波数を下げれば、拡散性は高くなるが、エネルギーの減衰もはやいので、帯域の選択もそう簡単ではないのかなと思います。 つまり、このような周波数の電波は、例えば衛星と地上の通信などに使用されているもののように、ビームをかなり絞ったパラボラアンテナなどにより送受信するもので、同様の文化を持った宇宙のどこかの星が、盛んにGHz帯の通信をしていても、それが地球まで漏れてくると言う可能性は殆どありません。好奇心旺盛な宇宙のどこかの文化が本当に「コンタクト」する積もりで、こっちに向けて電波を発射してくれないと遭遇しないと言うことです。 映画「コンタクト」をご覧でない方は、是非とも一見されることをお奨めしますが、あれは、30光年弱程の至近距離からのコンタクトであったと言う想定で、しかも地球上内での放送の電波が漏れていったのを捉えられたと言うことになっています。 そんな話は、身も蓋もないので、1/∞の可能性に賭けて日夜世界の300万人以上のパソコンが協力するこのプロジェクトに私も夢を託します。
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