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【バルクメモリ】(2001/09/27)

我が、ami client のメモリが死にました。2001年5月初旬に購入したDDR-PC2100-256MBです。まだ5か月にも満たないうちに死んでしまうとは、よほど運が良いのでしょうか。

 メモリモジュールはPCのボード類の中では非常に部品点数が少なく、しかも決まり切った回路なので、メーカーサイドに立って考えると、他メーカーと格差が付けづらく製品コストを落とすのには苦労していることでしょう。

 そんな中でも特に価格の安いバルク品など、品質検査でアウト寸前のものが入っていてもなんの不思議もありません。
 何故か私の周辺ではよくメモリが死んでいます、仕事場の私の周辺のPCの約2割程度がこの半年間で、同様の不具合に遭遇していますので、あながち私の運が悪いとばかりは言い難いものがあります。

  そこで、このような不測の事態に備えて、同じ256MBや512MBの容量を装着する場合でも、単体のRAMボードを使用せず、128MB×2とか256MB×2枚とか、複数枚に分割して装着した方が良いのではないかと考えます。
 そうしておくことによって、一方のRAMボードで不具合が生じても最悪そのボードを取り外すことで、PCの運用を何とか継続できるようになります。それが、1枚きりしか装着してないと、新たなメモリを買ってくるまでは、PCが使用できない事になってしまいます。

 通常、メモリボードでは容量が大きくなるに連れて価格も割高になってきますので、コスト面からもこのように複数枚でメモリを構成することを是非おすすめします。

 バルク品の価格にも魅力がありますが、メーカー製の正規保証が付いているものも安定性・信頼性の面から考えると選択肢の一つとして考えても良いのではないかと思います、別に「ブランド志向」と言う訳ではありませんが、メーカー製が若干割高なのは、別にネームバリューにお金を払っているのではなく、保証のための保険料と、品質確保のためのコストだと考えれば、いくら友人が超安値のバルクメモリを買ってきたとしても悔しくはありません。