【サウスブリッジだって冷やして欲しい】



 これはASUS P4P-800 のM/Bですが、サウスブリッジにはヒートシンクさえも載っていないと言う不遇のひと。

このサウスブリッジが日頃の虐待に耐えきれずとうとう先日逝ってしまいました。 このチップでは、SATA-RAID、PCIバス、AUDIO、USBハブ、等々メモリなどを除くI/O関係全般を受け持っている重要な部品なんですが、写真の通りチップ剥き出しで何の冷却対策もありません。
最近の殆どのM/Bではヒートシンクくらいは付いているのですから、その不遇さが解るというモンです。
こんな状態で6年近くも酷使されると…
こ〜んな感じになっちゃいました。
チップのヘリのところが完全に炭化していますね、少し衝撃を与えると簡単にボロッと逝ってしまいそうな雰囲気です。

最初の症状はSATAのドライブが見えなくなってしまったこと。 正確にはエクスプローラではドライブとして見えるんですが、中のフォルダが空っぽ。 でもこのHDDを他のPCで見るとちゃんと中身はあるんで、一番故障率の高いHDDが無事であることが解ります。
他に疑うべくもなく、チップセットを見てみたらご覧の通り。

「サウスブリッジだって冷やして欲しい」と言っているようです。