■更新履歴
【2003/06/10】更新
・INIファイルの保存時に同名のキーが増えることがある問題を修正。
・エラー抽出条件をINIファイルへ記述可能とした。
・抽出アルゴリズムの見直しにより高速化した。
【2003/06/04】初版公開
■更新予告
・暫く使って、不具合がないようなら、すべてをワンクリックで可能なようにしたい。
・BJDのパスに関する入力は1つにまとめると便利かも。
・エラー抽出条件も使用者の任意に設定できるとイイかな。
-----> ▲(2003/06/10機能追加ずみ)
■動作環境 Microsoft Windows2000pro/server, XPpro,
・Windows9x/Me/NT4に関して確認を取っていません。
・Microsoft Visual Basic 6(sp5), Microsoft Internet Explorer6 の環境で制作していますので、VB6sp5のランタイムが必要です、IEのバージョンが古い場合は、コモンダイアログを使用していますので、不具合が出るかも知れません。
・ネットワーク越しに使用することを考慮していますので、サーバーにインストールする必要はありません。
■インストール
・ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、適当なフォルダを作って放り込んでください。 win2000/XPの環境では、VB6のランタイムをOSが持っているハズですので、これで動作すると思いますが、文字化けを起こしたり、不正終了するようでしたら、ランタイムとIEを更新してください。
・どうしてもというご要望があれば、インストーラ付きのものを作っても良いのですが、サイズが大きくなりますので、ダウンロードには不向きです。
▲(2003/06/10) INIファイルをzipに同梱しました。
■アンインストール
・レジストリを使用していませんので、インストール時に作ったフォルダごと削除すれば終わりです。
■使用方法
・運良く起動できましたら、こんな画面が出ます。(センスがない、と言う話は置いておいて)
・「WebUser」ボタンをマウスでクリックすると、ファイル選択のダイアログが出ますので、BJDがインストールされているフォルダ内の“WebUser.Dat”を指定してください。
選択されたパスは、左のボックスに表示されます。直接左のテキストボックスに手入力することも可能です。
・
「AccessLog」ボタンをマウスでクリックすると、ファイル選択のダイアログが出ますので、BJDがインストールされているフォルダにある“log”フォルダ内の“BlackJumboDog.Log”を指定してください。
選択されたパスは、左のボックスに表示されます。直接左のテキストボックスに手入力することも可能です。
・
「SecureLog」ボタンをマウスでクリックすると、ファイル選択のダイアログが出ますので、BJDがインストールされているフォルダにある“log”フォルダ内の“secure.Log”を指定してください。
選択されたパスは、左のボックスに表示されます。直接左のテキストボックスに手入力することも可能です。
・すべてのファイルの指定ができましたら、左に並んでいる「START」ボタンを上から順に押していきます。 このソフトを入れたフォルダの中にそれぞれのファイルから不正なアクセスの記録を抽出した中間ファイルが出来ていますので、一度内容を確認しておいてください。(私の環境で出ていないエラーに関しては抽出しない可能性がありますので、必要なエラーを抽出できているか見ておいてください。)
・最後に「Merge」ボタンを押すと、上で作った中間ファイルを結合し、除外フィルタを掛け、重複IPアドレスを削除して、IPアドレス順にソートしたものが“Work.tmp”として生成されます。
・このファイルは、BJDが使用する“WebUser.Dat”と同じ形式になっていますので、ファイル名を合わせて上書きすれば、BJDが認識してくれますが、なんせ作者が作者ですので、最後はご自分の目で確かめてから、コピーしてください。
・既存のファイルに上書きする場合は、一度BJDを終了させてから実行してください。BJDは起動時にしかこのファイルを読み込んでくれませんので。
・どんなゴミが生成されようと、それによって生じた損害を填補することはありませんので、あしからずご了承ください。
■エラー抽出
▲(2003/06/10)エラー抽出条件及び、エラー文字列をINIファイルに記述できるようになりましたので、任意の条件で抽出できるようになりました。 これに伴い、下記の埋め込み条件はなくなりました。
・現在のところ、エラー対象にしているのは、
“E200030”
“E200031”
“E200033”
“E200034”
“E200035”
“---”
“E800034”
です、これは現状ではソフトに埋め込んでありますので、変更できません。(我が家の環境ではこの程度しか出ていませんので他のエラーについてはログへの出力状態を確認することが出来ません。)
※エラーコードの詳細については、BJDのマニュアル等を参照してください。ボランティアで素晴らしいマニュアルが出来ています。
■除外フィルタ
・イントラネット側のIPアドレスや、ローカルホストなど、誤って不正アクセスしてリストに載っていても許してあげると言うフィルタです。
・“UserListConv.exe”を一度使用して、「X」ボタンや「Quit」ボタンで終了すると、実行ファイルがあるフォルダに“UserListConv.ini”と言うファイルが出来ています。
ここに、以下のような行を追加してください。
[Listing]
MaskAddr = 192.168.10.,127.0.0.1
上の例では、『192.168.10.*』と『127.0.0.1』に関しては、何でも許すと言うことになります。 フィルタリングを簡略化していますので、ワイルドカートなどは使用できません。
『192.168.10』と、最後の『.』を付けない場合は、192.168.10.0〜192.168.10.255、192.168.100.0〜192.168.109.255迄を許可することになります。複数のフィルタは、『,』で区切って記述します。
ラベル名のListingやMaskAddrの大文字小文字を誤ると認識しませんので、上記の例をコピペすることをお奨めします。
■免責 (決まり文句ですが)
・本ソフトを運用した結果による如何なる不利益に関しても制作者は何ら責任を負いません。
・本ソフト自体の不具合に関し、修正は随時行うものとしますが、責任範囲ではなく制作者の任意とします。 よって、修正時期やこれにかかる費用の捻出に関し何ら責任を負いません。
■著作権の留保
・本ソフトは“kazoo”が著作権を留保します。 本ソフトの利用者は使用する便益を享受するものであって、これを自己の所有物であるかのように、無断で他人に譲渡したり、リバースエンジニアリングするなど著作者の権利を著しく害するような行為を行ってはなりません。
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著作権の所在を明確にすることを条件に、自由に二次配布を行うことが出来ます。
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