■輝度補正(明るさを最適化する)

 輝度補正は、メニューバーから、「フィルタ」→ 「輝度補正」を選択するか、
プレビュー画像で右クリックして出てくるメニューから「輝度補正」を選択します。

 画像の明度の範囲を計測して、最大幅(0~255)となるように自動補正します。

 補正の概念をグラフ化すると左のようになります。

 赤がオリジナルの明るさの範囲で、青が補正後のグラフです。 グラフの横方向(暗い~明るい)に伸張されているのがわかります。

 概念的にはきれいに伸びそうですが、元の画像が持っている情報以上のものは得られないので、例えば横2倍に広がったとすると、

 明るさ10のピクセルは、20
 明るさ11のピクセルは、22
 明るさ12のピクセルは、24

のようになり、21や23の明るさを持つピクセルは存在しません。
 では、10と11の間で補間して10.5を作れば良いようなモンですが、10と11の明るさのピクセル座標が隣接している訳ではないので、10.5の明るさの座標が定まらないので作れないのです。