【ブレーキパッド&ロータ】
 タイヤ交換をした際に、黄い帽(Yellow Hat と読む)で指摘されたのがパッドの摩耗でした、かなり残りが貧しい状態なので早急に交換するようアドバイスされましたので、昔使って最高の効き味だったフェロードを付けてみたくなりました。

 抜群の粘りと耐フェード性はさすがのレース用という感じでしたが、時代は流れ既にメジャーではなくなっているようでした。 今の流行りはメタルパッドらしく、温まらなければ効かない特性を知っていて使っているとは思えないんですが、現実は非常に多いです。

 WEB上でいろいろ探しては見たのですが、ビート用で本格的なものを探すのは無理なようで(探し方が悪いという話も)、結局細かくメールでアドバイス頂いた「HE”AT DRIVE」のプロサービスさんで買い求めることにしました、結構ショップが近いと言うこともありましたけど。

 替えるなら、ついでにロータの状態もチェックした方が良いというアドバイスを受け、早速チェックしたところ、かなりの段付き状態になっていましたので、ついでにロータも替えることにしました。

 昔なら憧れの「ロッキード」のロータなのですが、今では価値観が違うのか、ディスクブレーキが当たり前の世の中なので価格もこなれているのか、ホントに良いの?みたいな金額でした。
 でも、スリット入りの方には手が出ませんでしたがね。

【インプレッション】
 純正のロータとは、やはり材質が違うようで、ハードな走行で、全体がきれいな紫色に焼けました。 私の記憶が確かなら、一度焼いたディスクは、その後の効き具合に変化が出て、非常に粘るブレーキになってくれるはずです。 むろん、パッドも純正ではないので、こちらの効果も相乗しての話なんですがね。 今までのパッド&ディスクの組み合わせではロックが早く、大アンダーになりがちだったのですが、ねばり強くがんばってくれるお陰で、さらに深いブレーキングも可能となりました。
 そして、今までは限界が低いお陰で気づかなかったのですが、GVが結構鳴き始めが早いことに気づきました。 啼いたからと言ってグリップをなくしてしまうのではなく、まだブレークする様子はありませんが、タイヤスモークもあげずに結構ハデに悲鳴を上げます。 町乗りでこれをやると結構恥ずかしい思いをすることになります。
 車はすべてバランスで成り立っていると言うことの証でしょう。 ブレーキ性能がアップしたらタイヤの接地力が負けることになっています、さすがに今度こそはショックを交換する時期が来たのでしょうか。

 ショックも交換したいのですが、プロサービスさんやWEB上の情報では、フロントのヨレを防止することもビートではかなり重要らしいです。 ビートは性格を大人しくするために、フロントを敢えてヨレるように作ってあるらしいのです。 プロサービスさんでは、かなり強力なストラットタワーバーなどを販売されているようでしたが、それを見ながら、密かにD.I.Y.で何とかなるぞ、と考えている私でした。

【ブラインドスペーサ】
 プロサービスさんで、もう一点ユニークなものを見つけました。 その名も「ブラインドスペーサ」、右の写真をご覧になって、あの気になるホイルセンタのサビ色がなくなっていることにお気づきでしょうか? ふつうのスペーサのように装着するのですが、センタをメクラ状にしているため、メチャメチャすっきりと見えます。 厚みは0.8mmですから、スペーサとしての用はあまり足さないかも知れませんが、ホイルセンタがこんなにも奇麗になるなんて最高としか言いようがありません。

【クールナンバーステー】
 これもプロサービスさんのオリジナル製品で、ナンバープレートを上方にオフセットすることで、ラジエターへの導風を良くしようとするものです。(なんかプロサービスさんのCMみたいになってきた。)
 これでも夏場には、まだ冷却が不足しているようで、暖房を入れている訳でもないのにフロアフロントの方からモワッと温風があがってきます。 排熱の方も考えなくてはいけないようです、今度はボンネットに穴を開けて、排気ダクトでも付けて見ましょうか。